「イマキテランキング」というアイドル専用ランキングを作りました。
今年の5/26から「イマキテランキング」というアイドル専用ランキングを毎日発表しています。このランキングはSpotifyの公式データを元にしているのですが、その内容や意図が全く伝わっていないことに気づいたので、今回はこのイマキテランキングのコアな部分を解説したいと思います。

イマキテランキング 2025/7/26付 デイリーランキング
Spotifyには“人気度(popularity)”という指標がある
Spotifyには「人気度(popularity)」という指標があるのをご存知ですか?
これはSpotifyで配信している全アーティストに付与されているデータで、Spotifyが独自に評価した0〜100の数値で表されています。
これのポイントは「Spotifyで配信している全アーティスト」が対象になっていることで、あなたが推しているアイドルも海外の著名なアーティストも全てこの0〜100の中に人気度が割り振られています。
参考までに国内アーティストの人気度は…
・Ado:78
・YOASOBI:76
・藤井風:76
という感じ。海外アーティストだとテイラー・スウィフトが98。イマキテランキングの対象になっているアイドルの中で一番高い人気度を持っているのはFRUITS ZIPPERの64でした。(全て2025年7月調べ)
日本のトップアーティストの人気度が70台後半な中で、FRUTIS ZIPPERが64というのは想像以上に肉薄していると思うのは僕だけでしょうか。
Spotifyはデータを公開している
普段、音楽を聴く手段としてSpotifyを利用している人はほぼ目にすることがない人気度ですが、正式な手順に則れば誰でも見ることができます。そしてSpotifyは人気度の他にもアーティストの人気のバロメータとなりうるデータのいくつかを公開しています。
イマキテランキングの場合は、
- 人気度
- フォロワー数
- 新曲のリリース
- 楽曲の人気度
のデータを利用してランキングを作っています。
イマキテランキングにカワラボ系のアイドルが出てこない理由
イマキテランキングは、このSpotifyのデータを使ってランキングを集計しているんですが、人気度64を誇るFRUITS ZIPPERをはじめとするカワラボ系のアイドルが上位にくることはほとんどありません。(※)
その理由は、イマキテランキングは固定化した人気よりも、人気の変動幅に注目したランキングだからです。具体的にいうと集計時に前日との差分をランキングに反映しています。
誰もが知っている定番グループより、リアルタイムで注目されているグループ。新曲リリース、SNSのバズ、ライブの余韻──そうした“今起きていること”を可視化し、スポットを当てているのがイマキテランキングです。
人気の安定や高止まりをしたグループよりも、急成長を遂げているまさしく「イマキテる」アイドルが分かるランキングとなっています。
(※)同じASOBISYSTEM系でも新人アイドルのToi Toi Toiはランキング上位を賑わしています。
イマキテランキングに有利なアイドル
このような性質を持っているランキングなので、ランキングの上位にきやすいアイドル、有利なアイドルは存在します。
- 新人アイドル(人気がまだ定まっておらず変動が激しい)
- 新譜をリリースしたアイドル(活発な活動状況を評価しています)
- なにかのきっかけでバズったアイドル(後述)
「なにかのきっかけでバズったアイドル」という例えは非常に抽象的ですが、例えばテレビやネットで紹介されたり、フェスなどの大イベントでの活躍をきっかけにSpotifyでも楽曲がたくさん聴かれるようになった、という結果がより強くランキングの結果として表れます。
最近の例だとNOBROCK TVで一躍知名度を上げたドラマチックレコードがイマキテランキングの1位を度々獲得しているのはその好例です。(7/6、7/21に1位を獲得)
毎日集計&毎日発表している意味
その一方で、イマキテランキングは非常に変動が激しいランキングです。現在、デイリーとウィークリーでTOP20を発表していますが、発表ごとにラインナップが総入れ替えすることも当たり前に起きています。
ただ、毎日集計&発表することでアイドルたちの一瞬の輝きや頑張りを形にすることができるのがイマキテランキングの特徴です。
名前が知られていなくても頑張れば1位になるチャンスがある、人気はこれからだけど勢いだけは間違いない。
そんなアイドルたちをフィーチャーできる唯一のランキングがイマキテランキングです。
未来のスターは今どこに?それを見つけるイマキテランキング
イマキテランキングは、カルチャーの“今”をとらえるセンサーです。
バズの裏づけでもあり、熱狂のログでもあり、そして未来のスターの兆しを捉えるもの。「いま誰がすごいのか」ではなく、「いま誰が動きはじめているのか」。
それを知る手がかりとして、このランキングを役立ててもらえたらうれしいです。